公演案内

現在の日本における音楽状況を見渡してみますと、古典から、ポピュラー、前衛を問わず、殆どがヨーロッパないしアメリカ由来の音楽が中心となり、 コンサート、テレビはもちろん、街中のBGMに至るまで、あらゆるシーンに満ち溢れています。
さて、能楽の囃子は、能を離れてそれだけで演奏しても、十分に鑑賞できる高い芸術性を持っています。伝統芸能と呼ばれるため、古いイメージを持たれますが、能楽囃子は単に伝統の維持だけのために、六百年間継承されてきたわけではありません。 室町時代には室町時代の、江戸期には江戸期の、そして現代には現代のニーズに応える、 その時代と共に生きてきた現代芸術なのです。同明会は「この国のクラシック」と言える、高度に洗練された能楽囃子を、一つの優れた音楽領域として、多くの方々に楽しんでいただきたいと思い、様々な上演形態での催しを企画製作しています。


同明会能
毎年2月第4土曜日に本格的能楽公演を行っています。大曲、稀曲を交えた囃子方ならではの番組構成で、初心者から愛好家まで楽しんでいただけます。

囃子堂
能楽の音楽性にスポットを当て、解説を交えながら能楽囃子の名曲を演奏します。能楽堂ではないホールでの、音楽的魅力満載のコンサート形式の公演です。

囃子塾
それぞれの楽器の魅力や特徴などを伝える講座です。実演・体験を交えながら普段は見ることのない楽器の内部構造などを紹介します。

囃子Labo
若手の技芸の研鑽と能楽囃子の魅力を再発見する企画です。解説、実演を交えながら囃子の表現の可能性を探ります。

会員主催公演
京都能楽囃子方同明会に所属する会員個人主催の公演情報。有料の催しのほか、お稽古教室の発表会(入場無料)も催されます。