本公演 能楽「絵馬」

体育館に本格的能舞台を設置して公演します。
能楽「絵馬」は、あまりポピュラーとは言えない曲ですが、古事記や日本書紀に基づいた、日本古来の神話を題材にしており、ストーリーや登場人物の設定が、わかりやすい曲です。よく知られた神話を、題材とした曲を上演することで、日本の伝統と歴史を再認識できるプログラムとなっています。能楽「絵馬」は、天照大神の威厳のある「中之舞」、天細女命の優美な「神楽」と手力雄命の勇壮な「神舞」が挿入され、緩急が激しく舞事・音楽としても充分に見応えのある内容です。

◇公演プログラム

能舞台

1.はじまりの挨拶

2.能舞台について…体育館に組んだ能舞台の解説をします。

3.絵馬を謡おう…能楽の謡を解説して、児童生徒達と一緒に「絵馬」の一節を謡います。

4.囃子ってなあに…各楽器の説明をして、能囃子の音楽としての魅力を解説します。

5.カケ声で表現してみよう…能楽囃子の特徴であるカケ声を体験して頂きます。カケ声のかけ方でどんな感じに聞こえるのか、間の取り方がどんな風に変わるのかを体験します。

神楽共演(画像を一部加工)

休憩中に興味のある児童生徒達は楽器(小鼓、大鼓)を体験できます。

6.神楽共演…冒頭に謡った「絵馬」を謡い、事前ワークショップで練習した「神楽」の仕舞と小鼓の成果を発表します。地謡、小鼓のほか、笛、大鼓、太鼓も加わって全員で共演します。

7.絵馬ってどんな曲…上演する「絵馬」の解説とみどころをお話しします。

能楽「絵馬」

 

 

8.絵馬上演…いよいよ能楽「絵馬」の鑑賞です。
あらすじ
天照大神が現れて、岩戸隠れを再現します。
所は伊勢神宮。天照大神が、天細女命、手力雄命を引き連れて現れ、「我こそは天照大神である。」と高らかに宣言して、舞を舞います。そして、天の岩戸隠れを再現します。天照大神が、素戔男尊の愚行に怒り、天の岩戸に閉じこもると、太陽も月も隠れて世界は暗くなってしまいました。天細女命と手力雄命は、天照大神に出てきてもらおうと、岩戸の前で舞を舞いますと、天照大神はあまりに楽しそうなので、興味をもち思わず岩戸を少し開いた所を、手力雄命に引き出されます。すると太陽が現れ、再び世界は明るくなりました。最後に、国は豊かで平和になりましたと謡い上げ終曲を迎えます。
能楽「絵馬」は、優美な舞から一転して、ハイテンポの力強い囃子になるなど、緩急が激しく、見ている者をワクワクさせる曲です。本来は90分ほどかかる曲ですが、後半のクライマックス部分のみを上演します。

9.終わりの挨拶

公演時間(約95分)


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28年度プログラム

 

事前ワークショップ「絵馬」